乳腺科
乳腺科の紹介
当院乳腺科外来は、2009年11月に新病院開設と同時に乳腺科吉川和明医長の下で開設されました。2020年に吉川医師の倉敷成人病センターブレストセンター長就任と同時に当院乳腺科の常勤医師は不在となりましたが、吉川医師が同年7月から毎週㈪に外来診療を継続しています。また、同年同月からは鳥取大学乳腺内分泌外科若原誠講師も、毎週ではありませんが㈬に外来診療を開始しています。㈪および㈬の乳腺科外来は主に乳腺エコー検査を要する乳腺疾患の患者さんのフォローアップおよび診断のために行われ、治療と治療前後のフォローアップは外科で行います。二人の乳腺専門医と外科担当医師との間で適宜カンファレンスを行いながら、乳房温存手術前のマーキングや治療方針の決定を行います。
当院には形成外科の常勤医師が不在のため、乳房再建術を希望される患者さんは適宜大学附属病院や形成外科のある病院に紹介します。
乳癌においては、手術療法は治療法の一オプションでしかなく、治療法の主体は薬物療法です。乳癌の薬物療法は正に日進月歩であり、最新の知識を有する二人の乳腺専門医とのカンファレンスや診療ガイドラインを参考にしながら、最適な治療を提供できるように外科医師は知識をアップデートしています。
引き続き、当院乳腺科外来をご利用ください。