乳腺科このページを印刷する - 乳腺科

乳腺科の紹介

こんにちは、乳腺科です。平成1911月の新病院開設と同時に開始された乳腺外来が、常設の診療科となってから4年が経過しました。この間、外来での乳腺エコーの件数は年々増加して、H28年度には2千名を超えています。精度の高い検診・診断の重要性が徐々に認識され浸透してきているものと光栄に感じています。

当院では、マンモグラフィ、乳房超音波、MRIなど、診断に必要な装置はハイエンドの機器が導入されており、確定診断や病期診断をより正確に行うことが可能となっています。平成27年には吸引生検装置が更新され、生検が必要なほぼすべての病変に対して、より確実で安全なエコーガイド下生検が、外来で実施可能となっています。また健診センターを含めた画像診断部門、病理、外科との連携が良好で、検査の予約から病理診断、治療方針の決定、治療実施という流れがとてもスムーズであることを、当院に赴任以来実感しております。

7年あまりに当科で診断した乳がんは331例、うち検診目的や検診精査例における0期率は毎年2530%を年々維持する良好な成績となっています。

また手術前後の補助療法や進行がんの集学的治療として、ホルモン療法や化学療法などの全身療法を行なう患者さんも増加しています。診療ガイドラインに沿った有効性の高い治療には、副作用対策も存分に盛り込まれており、最近ではほぼ全例が外来で化学療法が可能となっています。それでも生じる副作用や不安に対しても、資格のある看護師や薬剤師らのスタッフが関わり、一人ひとりに安心して良い治療を受けて頂けるよう心がけています。

マスコミやSNSの情報の氾濫は、良きにつけ悪しきにつけ乳がんの関心を高めています。乳がんに対する正しい知識の普及啓発も、当科の非常に重要な役割のひとつと考えています。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

乳腺科-発見動機別の乳がんの病期