麻酔科
麻酔科の紹介
麻酔科は常勤医5名と島根大学からの非常勤医で周術期管理を主体に業務を行っております。手術室業務として、2023年度1年間で総手術件数2,426例(うち麻酔科管理1,703例)を安全に管理しました。半数以上の症例が65歳以上と高齢化が進み、症例が重症化しています。そのため周術期管理には、最新の文献をあたり、世界的にスタンダードな方法をと心がけています。
特徴としては、周術期の一貫した患者管理があげられます。術前には麻酔科外来で、手術室看護師と一緒に診察を行い、麻酔手術リスク評価、追加検査や関係各科との連携を行い、より安全な麻酔方法を決定しています。術前診察時にパンフレットを用いた禁煙教育を行っております。帝王切開の麻酔法に関する研究をはじめとして、当院より多くの学会発表や論文作成による情報発信にも努めています。麻酔科学会からの奨励賞をいただいた研究もあります。
また麻酔科医が呼吸サポートチーム、緊急対応チーム、集中救急医療に携わり、病院機能の向上に寄与しています。
令和5年麻酔方法別症例数
全身麻酔 | 465 |
全身麻酔+区域麻酔 | 751 |
脊髄くも膜下麻酔+硬膜外麻酔 | 115 |
硬膜外麻酔 | 7 |
脊髄くも膜下麻酔 | 350 |
伝達麻酔 | 5 |
その他 | 10 |
合計 | 1,703 |
年齢、性別症例数
医師の紹介
串崎浩行(島根医科大学医学部:平成9年卒業) 麻酔科医長・手術部副部長・臨床研修室長
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延原英介(島根大学医学部:平成23年卒業)
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江田佐江子(山形大学医学部:平成23年卒業)
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延原円(島根大学医学部:平成25年卒業)
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内村えりか(島根大学医学部:平成27年卒業)
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