特別講演を開催しました
2024年2月26日
2月22日(木)に『看護を自分の仕事にするということ』というテーマで特別講演を開催いたしました。
講演は、本校を卒業して病院勤務の後、看護を仕事として独立や企業した2名の講師で「こころの回復相談室 代表 安井裕貴先生」と「いろどり訪問看護リハビリステーション 取締役 新谷日香里先生」です。また、急遽、本校から進学し保健師として活躍している大西先生にも参加していただきました。
講演を聴講して、①看護の対象が様々な人であることを実感し、②看護の場が様々な場であることを知り、③看護を行うものは常に学習することを実感し、④看護には様々な可能性が秘められていることを実感することで、学生生活を充実したものにできることことをねらいとしました。
約3時間の講演とシンポジウムで多くのことを学ぶことができました。
【学生の感想を一部取り上げます】
今回の講演を通して、自分の看護観を持って看護の仕事をすることが大切であることを改めて学ぶことができました。
先日まで終末期の病棟で意思疎通が困難な患者さんを受け持たせていただきましたが患者さんとコミュニケーションが取れないことで自分の援助が本当に苦痛の軽減につなげられたのか不安でした。
患者さんへ個別性を意識した看護を提供する難しさを実感して自分の課題を感じていました。
今回の講演から、自分は患者さんにどうなってほしいか、どうケアしてあげたいかという思いに軸を持って看護を行うことが自分らしい看護につながると考えることができました。
4月からも実習が続くので、自分の看護観を見つめなおしながら実習をしていこうと思う。
(森脇)
教科書などで看護の場が広がっていることが書かれていますが、実習を行う中で、病棟看護師の方とのかかわりが多いことから、病棟看護師という働き方ばかり見えていました。
しかし、今回の講演で看護師資格を持つことで様々な働き方、生き方があると学ぶことができました。また、4月から実習が始まるので様々な人と関わる中で自分の看護観や進路、自分らしさとは何か考えていきたいです。
(川本)
〇講演の様子
〇シンポジウムの様子