ナーシングセレモニー
2023年12月1日
令和5年12月1日(金)にナーシングセレモニーが開催されました。
ナーシングセレモニーとは、以前は「戴帽式」としてナースキャップをもらい、1人の看護学生として患者やご家族と関わる前に行われていた式です。
感染予防の観点からナースキャップ廃止に伴い、本校ではナイチンゲールから灯(ともしび)を引き継ぐ式として「ナーシングセレモニー」を開催しています。
今回、4年ぶりに参列式典となり、島根県看護協会会長や近隣施設長などの来賓、保護者、病院職員が参列して厳かに行われました。
式典で1年生は多くの方にお祝いの言葉を頂き、これから臨地に出て患者・ご家族と関わる気持ちを整える良い式となりました。
ナーシングセレモニーの後には保護者の方に自分たちの学習の成果を見てもらう時間を設けました。
人体形態機能学や病態学、それに関連した看護学、地域での学びなどを発表。その後、血圧測定などを行い親子で楽しい時間を過ごしていただきました。
これから、本校の学生は多くの方に支えられながら勉学に励み、立派な看護師になっていきます。
~誓いの言葉~
私たち71期生は、灯を継承し、先人たちの想いを受け継ぎ、
ここで出会い共に学ぶ仲間と次のことを誓います
私たちは医療従事者として自覚と責任を持ち地域社会に貢献します
私たちは患者と家族の変化に気付き、
自分から相談し行動できる看護師を目指します
私たちは患者と家族の意思を尊重し寄り添います
私たちは勉学に対し意欲的に取り組み、
教科書での学びを実際のかかわりに活かし、
それぞれの患者にあった看護を提供します
私たちは患者が安全な援助を安心して受けられるように
ひたむきに練習を繰り返し、研鑽を積みます
そして、看護師として患者と相互な関係を築くことで
患者にとっての灯(あか)るい未来に繋げると共に
希望を叶えられる看護師になることを誓います
〇学生自治会から送られたコサージュを3年生が1年生に付けています
〇ナイチンゲール像から継火を受けた後
〇1年生代表 お礼の言葉
〇セレモニー後の保護者が参加した学習発表の様子