1年生の老年看護学概論(高齢者体験)
2023年11月29日
老年看護学概論では、高齢者に対する看護の基礎を学ぶものです。
そのためには、高齢者の特性についての理解が不可欠となっています。
そこで、高齢者疑似体験のできる装具を着用し、入浴動作やトイレ、衣服の着脱や階段の昇降など日常生活の動作を体験する演習を実施しました。
また、視力や聴覚の衰えについても体験が可能であり、普段使用しているスマートフォンやタブレット端末の文字の見え方や音や会話の聞き取りなども体験しました。
文字の色についても見えやすいものや見えにくいものがあり、配慮が必要であることが体験できたと思います。
学生の感想:
身体が重く、動きも制限されているためベッドから起き上がるのも苦労した。
浴槽への出入りが一人では難しく怖かった。
階段を15段くらい上り下りしたが息があがった。
顔も近づかないとわからず、声も聞き取りづらくて友達でも認識しにくかった。
視覚や聴覚が衰えているため、看護ケアを提供する時は一つ一つ声をかけることや理解できているか確認することが大切であると学んだ。
〇円背があり歩きにくさを実感しています
〇お風呂の段差を実感しています