総合医学会に参加しました

2023年10月21日

広島リーガロイヤル、県立総合体育館、メルパルク広島で開催された「第77回国立病院総合医学会」に参加してきました。
この学会は全職種が研究発表やシンポジウムなどを行い学びを深める学会で数千人規模の参加者が集う大きな学会です。
本校からは教職と2年生が参加しました。
教職からは示説で隈部教員が発表しました。また共同研究者として各教員が研究をまとめた成果を発表しています。
本校の学生はシンポジウム『未来を担う看護学生が集い語る地域の特色と看護』で本校の特色である民泊実習や地域を支えていくための学びについて発表しました。
学生はこの日のシンポジウムのためにスライドや質疑応答に向けて入念に準備をして当日数百名を前にして素晴らしい成果を出し、良い学びになったと思います。
〇シンポジストの三上さんと倉鋪さんのコメントです。

他地域での取り組みと自分達の地域とで似ている分部もあるが違う部分もあった。
こちらでは高齢者が多いため、どうしても高齢者を1番に考えてしまうが、その高齢者を支えている若者も地域の住民であるため支えていけるようにケアをしなければならないとわかり視野を広げてみなければならないと学びました。
総合医学会という大きな舞台に立たせていただいて都市部の方に中山間地域の実態や不便でも暮らしたいと思う気持ちを知ってもらうことができたのではないかと思う。また全国の学生の意見や自分では考えつかない視点での質問があり、視野や物の見方が変わった。

学会写真



この学会では国立病院機構の学生同士のつながりもあり、良い刺激となったようです。
また、私たち教職員は転勤があるため前施設でお世話になった方や関わった学生と会う機会でもあります。
声をかけて元気を与えてくれた学生の皆様本当にありがとうございました。
皆様のこれからの学生生活、そして看護師生活が充実し、また学会などで会えることを楽しみにしています。

 

学会写真