地域で暮らす人々が「住み慣れたところで最後まで」を実現できるような地域包括ケアシステム構築に向けて、浜田地域で具体的にどのような取り組みがなされており、どんな課題があるのか、実習を通して学んだことを他者と共有し検討することで学びの進化・拡大につなげることを目的にまとめの会を開催しました。
３年生は旧カリキュラムの老年Ⅰ実習、２年生は新カリキュラムの地域・在宅看護論実習の内容を合同発表会として開催し、発表・意見交換を行いました。

学生が行った施設は浜田市の中山間地域の診療所２か所、福祉協議会、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、複合型小規模多機能施設、デイサービス、グループホームです。 それぞれの役割や課題、看護師としてなどで発表、質疑応答で共有して学びを深めました。
各施設から管理者や指導者がご多用の中参加してくださり、本当に感謝しています。
浜田市では多くの施設や行政、職種などが地域包括ケアシステム構築のため活躍しています。受け入れ施設も多く、本校の学生も病院から地域で暮らす人々にまで視野を広げ関われる看護師になるために学びを深める機会を頂いています。 多くの方々に育てられながら、本校の学生は卒業していくのだと実感しました。今回の学びを今後の看護に活かしていけたらと思います。