診療情報管理室このページを印刷する - 診療情報管理室

診療情報管理室室長 吉田弘太郎

診療録等の円滑な遂行および具体的な管理を行うことを目的に、平成23年4月よりカルテ庫の管理業務が追加され、現在診療情報管理士および事務非常勤職員合計8名で以下の業務をおこなっています。

 

主な業務内容

  1. 診療録の系統的な保管・管理に関すること。
  2. 診療録の貸出しおよび回収に関すること。
  3. 診療録記載の適切性の確保(点検・精度管理)に関すること。
  4. 診療録管理業務の改善と推進に関すること。
  5. 診療情報の解析並びに情報発信(活用・提供)に関すること。

 

浜田医療センター病院指標

平成21年11月、新病院移転と同時に電子カルテが導入されてから8年目を迎えようとしています。当初、全てが電子化できず紙情報も多く残り編綴作業を行っていましたが、昨年から紙情報のスキャナー取込みにより、診療情報の全てが電子媒体で一元化することができました。これに伴い医師、看護師、薬剤師等の医療スタッフが患者情報の記録として迅速かつ容易に情報を共有しながら医療を提供できるようになりました。

診療情報管理室では、作成された診療記録、収集された診療情報の安全かつ適切な管理、診療情報が正確に記録されているかを点検すること、また医療の質の向上、効率的な業務運営のために診療情報を活用、提供する業務、地域がん診療連携拠点病院としての院内がん登録業務を、診療情報管理士、事務非常勤職員合わせて8名で行っております。

当院は急性期入院医療を提供する病院として、診断群分類(DPC)包括評価を用いた入院医療費の支払い制度を導入しております。DPC病院では厚生労働省が実施するDPCに係る様々なデータ提出が求められており、診療情報管理室では正確なデータ提出ができるよう日々精査も行っています。提出データからは、どのような疾患の患者さまが多く来院されているのか、どのような手術が多く行われているかなど様々な情報がわかります。

当院のDPCデータの中から地域の皆さまに「病院指標」として情報を公開することとなりましたのでご覧ください。お示しするデータは、急性期医療を提供した一般病棟にご入院された患者数のみで、保険外診療も集計データからは除外されているので、当院入院患者さま全てのデータではないことをご了承ください。