ごあいさつ
この浜田の地でともに歩み、確かな医療を次の世代へ
~ 新体制スタートにあたってのメッセージ ~

院長 北條宣政
2026年8月1日付で栗栖泰郎前院長の後任として、院長を拝命いたしました北條宣政(ほうじょう のぶまさ)と申します。 私は2006年から9年間、浜田市国保診療所連合体(波佐・弥栄・あさひ・大麻診療所)に勤務し、2015年に当院に着任して総合診療科を立ち上げました。 これまで長きにわたり浜田の地で地域医療に携わってきた経験を活かし、前院長の築かれた確かな歩みと熱い思いを引き継ぎながら、当院の運営とさらなる発展に全力を尽くす所存です。
ポストコロナにおける受療行動の変化、物価の高騰、そして急速な人口減少への対応など、医療を取り巻く環境には喫緊の課題が山積しています。 これらの課題を打破し、地域医療の質を維持・向上させるため、当院は以下の新体制へと移行いたしました。
副院長に高橋節医師(前 診療部長)、特命副院長に木村麗新医師(臨床研究部長兼任)、そして特別院長代理に栗栖泰郎医師(前 院長)が就任いたしました。 総括する主な部門として、高橋副院長は医療安全や感染管理などの危機管理部門を、木村特命副院長は経営面を含めた運営部門を、栗栖特別院長代理は病院の環境改善部門を担当いたします。 また、古田晃一朗統括診療部長には、引き続き診療部全体の強固な調整役を担っていただきます。 今後はこの5名を中心に各部門がしっかりとスクラムを組み、浜田医療圏の医療を一歩ずつ前進させてまいります。
当院が所属する独立行政法人国立病院機構は、全国140の医療機関で構成される日本最大の病院グループです。 グループ内で培われた豊富な経験や先進的な見識を共有できることが、私たちの確かな医療実践の糧となっています。 国が定めた医療政策を牽引するという重要な使命を果たすとともに、当院は浜田医療圏における救急医療の砦として、さらには周産期医療や小児医療、がん診療を支える基幹病院としての役割を担っています。 慢性的な人員不足という大きな課題に直面する中ではありますが、専門性を備えた多様な医療スタッフの活躍と、多職種によるチーム医療の強化によって、救急体制等の維持・改善に懸命に努めています。
一方、当機構は独立採算制で運営されているため、効率的な経営が求められます。近年は患者数の減少や物価高騰の影響を受け、厳しい経営状況が続いていますが、 まずは健全な経営基盤を確立することが、私たちに課せられた直近の任務であると考えています。
その上で、私が最も大切にしたいことは、医療を提供する職員一人ひとりが誇りを持って輝ける職場環境を整えることです。質の高い医療は、職員の心身の充実があってこそ成り立ちます。 当院の基本理念である「医療を通じて『地域で生きる』を支援する」をさらに推し進めるために、職員一人ひとりを大切にする病院運営を行ってまいります。
地域の皆様に信頼され、愛される病院であり続けるよう、全職員一丸となって精一杯努めてまいります。今後とも浜田医療センターへの温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。