感染対策チーム(ICT)
感染対策チーム(Infection Control Team:ICT)
抗菌薬適正使用チーム(Anti-microbial Stewardship Team :AMST)
ICT:患者や職員を様々な感染症から守るために活動しています。院内をラウンドして感染対策や環境チェック、相談への対応、職員研修を行っています。インフルエンザやノロウイルス、薬剤耐性菌などのアウトブレイク(感染の流行)時や針刺し事故などの緊急時には速やかに介入し感染拡大防止対応を行っています。
AMST:2017年度から活動しています。抗菌薬使用患者について必要な検査や最適な薬剤の選択、 投与量、投与方法について話し合い、必要時主治医に提言しています。最適な抗菌薬の選択に必要な血液培養検査提出率や、不要な抗菌薬の中止件数や適切な抗菌薬への変更件数を表すディ・エスカレーション率は向上してきています。
アンチバイオグラム(antibaiogram)とは、病原菌の抗菌薬に対する感性(薬剤が効く) あるいは耐性(薬剤が効かない)の割合を表示した一覧表のことで、早期に適切な抗菌薬を選択する際の参考情報となり抗菌薬の適正使用に繋がります。当院では毎年、細菌検査室より昨年度の検査結果を基に最新のアンチバイオグラムを作成して院内に情報発信し、感染症診療に役立てるように活動しています。
※上記表画像をクリックするとPDFが開きます
抗菌薬の使用に関する相談窓口について
皆さま方の医療施設の抗菌薬適正使用に関する相談・支援依頼をお受けします。
当院では2017年から抗菌薬を正しく使用する手助けをし、治療効果の向上、使用日数の短縮、及び耐性菌発生の抑制目的に、抗菌薬適正使用チーム(Anti-microbial Stewardship Team:AMST)を設置して活動しています。
どうぞ遠慮なくご連絡ください。
相談方法
担当者:薬剤部 AMST担当薬剤師
方法:浜田医療センターHPのお問い合わせフォームからお願いします
※文章先頭に「抗菌薬使用について」と題目を記載してください
「お問い合わせ画面」
※抗菌薬の使用に関する相談窓口について印刷されたい方は、下記ボタンをクリックしてPDFファイルを印刷してご利用ください。
感染対策の基本である手指衛生は、感染性病原体の伝播を低減させる重要な行為として、適切な実施が求められます。当院では、個人用ポシェットや病室前に手指消毒薬を設置しています。5つのタイミングで手指消毒するよう指導し、院内全体の1患者1日当たりの手指消毒回数を10回/患者/日を目標に活動しています。