【2019年7月】初期研修医2年目
2019年7月29日掲載
園山明美(H29年3月島根大学医学部卒)
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。7月の「研修医だより」を担当させていただきます、浜田医療センター初期研修医2年目の園山明美と申します。
簡潔に自己紹介をさせていただきます。私は島根県出雲市に生まれ、島根大学医学部を卒業し初期研修を始めるまでの25年間、ずっと出雲で生活してまいりました。昨年の春初めて出雲から移住し、浜田医療センターで初期研修をさせていただいております。はじめは初期研修への不安に加え出雲から出ることに対する不安もありましたが、浜田は風が弱くお魚がおいしく、豊かな自然に囲まれとても素敵な地であると感じています。
私は小学生の頃からソフトテニスや硬式テニスをしており、現在も浜田の硬式テニスのクラブに参加しています。趣味であるテニスができることはもちろんですが、職場外の浜田の方々と関わるきっかけでもあり、とても大切な時間だと思っております。
浜田医療センターでの初期研修も、早いもので1年3か月が終わろうとしています。はじめは右も左もわからず指導医の先生についていくしかないような状態でしたが、ご多忙の中ご指導いただいている先生方や、支えてくださる病院スタッフの方々、そして研修に快くご協力くださる患者さんのおかげさまで、少しずつ成長と未熟さを感じながら研修をさせていただいております。特に患者さんに関しましては、研修医ということでご不安を与えてしまうこともあるかと思いますが、いつも温かいお言葉や笑顔をいただいていること、この場をお借りしてお礼申し上げます。この恵まれた環境で研修をさせていただけることへの感謝の気持ちを忘れることなく、皆様に少しでも恩返しができるよう、一日一日を大切に研修に臨んで参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
7月は波佐診療所で地域医療研修をさせていただきます。より皆様の生活の近くで医療に携わる機会だと考えており、浜田医療センターでの研修で身に着けたことが通用するのか少し不安に感じながらも、楽しみにしております。
浜田医療センターで2年間の初期研修を行ったのちは、島根県内で整形外科を専攻しようと考えております。高齢化が進む島根県ではご高齢の方の骨折が多く、しかし手術適応となるお元気な方も多いです。また、先述のテニスクラブで知り合った方に、腰が痛い、肩が痛いと相談されることも多く、スポーツの面においても需要の多い分野であると考えています。私を育ててくださった島根の皆様のお役に立てるよう、初期研修後もより一層精進していく所存です。
最後になりましたが、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。益々の酷暑にお身体を崩されませぬよう、どうぞご自愛
ください。