【2019年3月】初期研修医1年目このページを印刷する - 【2019年3月】初期研修医1年目

2019年3月15日掲載

吉田恭子(H29年3月島根大学医学部卒)

初期研修医1年目_吉田恭子

日ごとに春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今月の研修医だよりを担当いたします、初期臨床研修医1年目の吉田恭子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

始めに自己紹介をさせてください。私は広島県広島市に生まれ、4歳の時に父親の転勤で島根県松江市に引っ越してきて以来、ずっと島根県に住んでいます。去年の春に島根大学を卒業後、浜田医療センターにて初期研修をスタートしました。島根県西部に住むのは今回が初めてで、訪れたこともほとんどありませんでした。初めは馴染めるのか緊張していた浜田の生活は早くも1年が経ち、数多くの魅力に出会い、すっかり居心地の良さを感じています。のどぐろやあじを代表とするおいしい海の幸やおいしい地酒(水澄みの里がお気に入りです)、迫力ある岩見神楽が身近にあり、存分に味わいました。また、趣味のランニングが縁となって浜田に来てから多くの方々と知り合いになりました。去年秋は一緒に弥栄を走り、今年の始めには浜田市駅伝に誘っていただき美川の地を全力で走り、たすきをつなぎました。弥栄は坂が多く途中で息が苦しくなりましたが、自然豊かで心落ち着く雰囲気が気に入りました。美川では、地元の方々の温かい声援と炊き出しの具だくさんの鍋に心身ともに癒されました。これから先も行ったことのない地域を訪れて違った魅力に出会いたいです。

浜田での研修は、分からないこと・出来ないことが、分かること・出来ることに変わっていく経験が沢山あり、毎日が楽しくて仕方ありません。患者さんやご家族から「頑張っていい先生になってね。」と励まされた時、自分はとても恵まれた環境で研修をしているのだと気づきました。時間を割いて熱心に指導してくださる先生方や、サポートしてくださるスタッフの皆さんにも感謝しています。いつも本当にありがとうございます。

もう1年、浜田で研修生活を送ったのちは産婦人科を専攻したいと思っています。生命が誕生する場に関わる素晴らしさに惹かれ、そして尊敬する医師の存在があり強く希望するようになりました。この先も島根県の医療に貢献することが私の夢ですが、可能ならば浜田に戻ってくる機会を得て、研修医時代の恩返しができればと思っています。

初期研修医1年目_吉田恭子

4月からは研修医2年目が始まります。新しく研修医となる後輩を迎え、指導する立場にもなり気が引き締まる思いです。より一層努力精進し、日々成長していきたいです。
たまにマリン大橋を走っていることがありますので見かけたらぜひ声をかけてください。そして良いランニングコースがあれば教えてください。皆様が健康で充実した日々を過ごされることを願っています。