【2019年1月】初期研修医1年目
2019年1月10日掲載
玉木翔子(H30年3月島根大学医学部卒)
大寒を迎えいよいよ冬将軍の到来ですね。風邪など召されていませんか。1月の「研修医だより」を担当させていただきます浜田医療センター研修医1年目の玉木翔子と申します。よろしくお願い申し上げます。
初めに自己紹介ですが、私は浜田市出身です。潮風のかおる漁師町 元浜町で育ち、浜田二中、浜田高校を卒業し、出雲市の島根大学医学部で6年間学び、今年の4月より地元に帰り、浜田医療センターで初期臨床研修医として勤めさせていただいております。やはり地元は知り合いも多く、院内のみならず院外でも沢山の方々に声をかけていただき、とても懐かしく、嬉しく思っています。一方で、身の引き締まる思いでもあります。また、家族や友人が近くにいるというのはとても心強いもので、様々な面で支えられています。
浜田市は皆様もよくご存じの通り、海と山に囲まれた大変自然に恵まれたところです。
海で泳いだり、川で遊んだり、釣り竿や虫取り網をもって友人と走り回ったりしていた頃を懐かしく思います。また、浜っ子なら小さいころから身近な石見神楽や浜っ子春祭り夏祭りなどお祭り、海の幸も山の幸も豊富で、食・文化面でも恵まれたところです。私自身神楽が好きで習っていたこともあるため、今でもお囃子を聞くとわくわくします。
調べてみると歴史もしっかりあるところで、2019年は浜田藩開府400年の節目の年のようです。これからまだ知らない浜田の魅力を探していきたいと考えています。
早いもので、初期臨床研修が始まって9か月が経過しました。最初の1 ヶ月間は電子カルテの扱い方をはじめ日常業務に慣れず、要領の悪い自分が嫌になる時期もありました。そんな中でも指導医の先生方をはじめスタッフの方々や研修医2年目の先輩方が根気強く親身に、そして時には厳しくご指導をくださり、医師としての基本を身につけていくことができました。また、切磋琢磨しあえる同期にも恵まれました。
体力、責任感、時に素早さが求められ、まだまだ不安や焦りを感じることもありますが、患者さんの笑顔が見られるととてもやりがいのある仕事だと思います。
一人でも多くの患者さん、ご家族の方のお力になれるよう、また、優しく信頼される医師になるよう頑張ります。地域のみなさん、指導医の先生方をはじめスタッフのみなさん、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
本格的な寒さが身にしみる季節ですので、くれぐれもご自愛ください。