【2013年3月】初期研修医2年目このページを印刷する - 【2013年3月】初期研修医2年目

2013年3月15日掲載

角昇平

角昇平研修医

こんにちは。
平成24年10月から浜田医療センターに勤務しております研修医2年目の角 昇平と申します。
ここ浜田に来て早くも4ヶ月が過ぎようとしていますが当病院の初期研修について紹介させていただきます。

私は、島根大学医学部付属病院の初期研修プログラム総合医育成コースとして、1 年目は島根大学(13ヶ月)、2 年目は県立広島病院(2ヶ月)・水戸協同病院(3ヶ月)・浜田医療センター(6ヶ月)を研修させていただきました。

今まで勤めていた病院それぞれにキャラの濃い先生がおられましたが、ここ医療センターはキャラが濃いだけでなく、懇切丁寧な指導をしてくれる熱意のある先生ばかりです。
自分が積極的でありさえすれば、病棟管理はもちろん検査や治療手技に関しても万全のバックアップ体制で指導していただけます。
看護師さんもとても親切で、研修医のミスも笑顔でカバーしていただけ…ない場合もありますが、たいてい笑顔で対応していただいております。
他の医療スタッフさんも僕ら拙い研修医をフォローし、また疑問に対しても丁寧に答えていただけます。

さて、われわれ研修医メンバーですが、まじめな先生はもちろん、筋トレ大好き先生、ひょうきん者、チャラ男 等々これまたキャラの濃いラインナップとなっております。
研修医室では各々勉強したり、くだらない話をしたりアットホームな雰囲気です。
こんな一癖も二癖もあるメンバーですが、不思議なものでどの研修医も一度患者さんの前に立つと医師の顔になります。
患者さんの訴える症状の原因は何か? どんな検査をしたらいいか? どう治療していけばいいか? もっとできることはないのか? と頭をフル回転させて診療しております。

その一方で、患者さんの死に直面したとき自分の無力さや医療の限界を痛感し、あらためて人の命と向き合う重圧を感じております。
この2年間、医師としての知識、技術、考え方、チーム医療について各科の先生方をはじめ多くの医療スタッフに御指導いただきました。
また、患者さんへの接し方やコミュニケーション能力などは患者さんを通して学ばせていただきました。
このように研修医は多くの人に支えられているとあらためて実感しております。

我々2年目の研修医は来年度からは一人の医師として次の段階へステップアップしようとしております。
しかし、まだまだ足りない部分は多く、これからも様々な人と関わり、成長していかなければなりません。
これからが医師としての本当のスタートと考えておりますので今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。