【2014年5月】初期研修医2年目
2014年5月15日掲載
松尾諒一(H25鳥取大学医学部卒)
皆さんこんにちは、私は現在研修医2 年目を浜田医療センターにて送っています。私が1 年目に来た際には、浜田医療センターには初期研修1 年目の医師は私一人だけであり、研修の初めには不安を抱えスタートしました。しかし、2年目の研修医や指導医の先生方、コメディカルの皆さんの指導、アドバイスに支えられ研修生活を送ることができました。さらに今年は1年目の研修医が3 人入ったこともあってさらに活気付くと考えています。
当院は、県西部地区では唯一の救命救急センターを備えており、軽症疾患から重症疾患、急性期から慢性期まで経験させていただくことができ、1年目は色々な科をまわらせていただきました。自分の未熟さゆえ上級医の先生方には迷惑をかけているかと思いますが、その中でも少しは地域の医療に貢献できているのかなと思います。浜田の方は穏やかな方が多く、コミュニケーションが非常にとりやすく感じています。病気だけを診るのではなく、患者さん一人ひとりをみて診療に携わって行くことを、医師となって改めて実感しています。上級医の先生方とは違い、技術も知識もまだまだな私にとっては患者さんの話をじっくり聞くことが、研修医でも十分にできる強みであると考えています。
さて研修医が1年間を通して経験するものとしては救急外来があります。初めは右往左往するのみでしたが、他の先生方やコメディカルの方のアドバイスを受けてやっています。救急外来の患者さんの数は県西部の医療を担っているだけあって大変多く、時には疲れを感じることがありますがやりがいを持って働けています。病院全体としてスタッフの方はいい人ばかりでこの病院で働いてよかったと感じています。自分でも先生方
の診療する姿を見て、または優しく指導していただきながら勉強し、医療人として成長していけるよう頑張ります。
私は休日には映画を見たり、音楽鑑賞やライブを見にいったりとインドアで過ごしています。やはり浜田と言えば神楽があり、一年中やっているのを聞いた時には山陰外の出身である私にとって驚きでした。神楽を見ましたが非常に迫力があり、観客の皆さんも熱狂しておられました。浜田に住んでいる身としては病院外の事ももっと知らなければと思っています。
最後になりますがまだまだ医師としては未熟でありますが、おごることなく研修生活を送り、山陰に貢献できるよう努力していきたいと思います。