【2015年5月】初期研修医2年目
2015年5月27日掲載
熊谷国孝(H26鳥取大学医学部卒)
吹き抜ける風がなんとも心地よく感じる今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
この度「研修医便り」を担当させていただきます研修医2年目の熊谷国孝と申します。
浜田での研修は半年程度と短い間ですが、どうぞよろしくお願い致します。
私は鳥大病院の研修医ですが、たすきがけという形で当院で働かせていただいています。
最初に赴任してきたとき、大学病院を比べて医師の数の少なさにかなり驚かされました。
しかし、各科の医師同士や看護師、研修医など多くのスタッフの間の垣根が低く連携がスムーズで、お互い助け合って診療が進んでいるのを見て、これがチーム医療だと感激しました。
この点は少数精鋭の病院の一番良いところだと思います。
研修医は全ての科を回るわけではありませんが、様々な科の医師と相談することで幅広い知識を得ることができます。
仕事が終わった後も日々勉強を怠らないように心掛けていますが、なんといっても研修医の一番の弱点は経験が浅いことです。
1度経験したことは全て吸収して、どんどんできることを増やしていき、少しでも早く先輩医師に追いつけるよう頑張りたいと思います。
医療を行うにあたって、一番の喜びは患者さまが元気になっていく姿を見られることです。
感謝の言葉を頂いたりもしますが、食事やリハビリにおいては本人の努力がかなり大きいと思います。
病院にかかるということは、私達のチームの一員になることだと考えています。
できるだけのサポートをさせていただきますので一緒に病気と闘い、一人でも多くの人に元気になってもらえたらと思います。
1年というのは本当に短く、ついこの前働き始めたのにもう後輩研修医が入ってきました。慣れない後輩の姿を見て、懐かしいと思いながらも同時にもっとしっかりしないとと身が引き締まる思いであります。
研修医にはできることが限られていますが、日頃より精一杯努力して少しでも多く役に立ちたいと思っています。
最後になりますが、拙い文章にお付き合いいただき誠にありがとうございます。
梅雨入りも間近でございます。体調を崩されませぬよう、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。