【2015年9月】初期研修医1年目このページを印刷する - 【2015年9月】初期研修医1年目

2015年9月4日掲載

藤原勇太(H27島根大学医学部卒)

初期研修医1年目 藤原勇太

まだまだ暑さが厳しく続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度“研修医だより”を担当させて頂きます、研修医1年目の藤原勇太と申します。
拙い表現もありますが御了承下さい。

私は研修1年目をここ浜田医療センターで行い、2年目は島根大学附属病院で行う予定となっております。
浜田での生活は1年と短い間になりますが、研修はもちろんのこと浜田ならではのものも楽しみたいと思っています。
そもそも私は県外出身で、よく何故地元に帰らずに島根に残ったのか聞かれます。
私は直前まで地元に帰ろうかどうか迷いましたが、島根での出会いや地元にこだわっている自分に疑問を感じて島根で研修することに決めました。
確かに住み慣れた地元だと過ごしやすいですし、症例数も多く、より多くの人の手助けができると思いますが、私は“数”をみるのではなく、一人ひとりの“人”を診ることが大事だと考えています。

私が浜田医療センターに赴任してから早くも4カ月が過ぎました。
赴任当時から僅かな知識で上級医の先生方や先輩研修医の方々と診療させて頂きましたが、まだまだ未熟でスタッフの方々に御迷惑をかけてばかりです。

後半年も過ぎれば後輩研修医ができて指導する立場になりますが、これまでの研修医生活が過ぎる早さを考えると不安や焦りで一杯です。
しかし、浜田医療センターでの研修を積極的に行うことで、少しでもその不安や焦りを自信に変えていくことが出来ると思っています。
つまりは、自分の積極性次第で実のある研修生活を送れると考えています。
口で言うのは簡単ですし、私は元々積極的な方ではありませんが、ここ浜田医療センターでそんな自分を変えていこうと思っています。

この“研修医だより”を見て下さっている学生の方々もおられるかと思います。
将来的に都会の有名病院で研修したいと考えている方、島根に残り研修していこうと考えている方、私と同じようにまだまだ迷われている方など様々だと思います。
ここ浜田医療センターでは上級医・病院スタッフの皆さんの協力により自分がやりたい研修が出来る環境にあります。
“島根のために”と大きなことは言いませんが、目の前で困っている方の手助けができるよう一緒に研修出来れば幸いです。

最後になりますが、患者さん・患者さんのご家族・病院スタッフの皆さん、今後の医療のためにも患者さんの不利益とならないよう、精一杯研修していこうと思っていますので今後とも御協力お願い致します。
乱筆乱文失礼しました。