【2016年11月】初期研修医1年目このページを印刷する - 【2016年11月】初期研修医1年目

2016年11月28日掲載

吉村由紀(H28島根大学医学部卒)

初期研修医1年目 吉村由紀

日増しに寒さが身に染みる季節となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この度、研修医だよりを担当させていただきます研修医1年目の吉村由紀と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私は埼玉県出身で、大学から島根県にやってまいりました。大学生活は出雲市で6年間生活し、今年初めて浜田市で生活を始めることになりました。島根県に来て、こんな身近に底の見える川や海があるなんてとても驚きました。(実家の近くの川は濁っており、埼玉県は海なし県です)。夏には海で海水浴を楽しんだり、山を散策したり。冬には瑞穂や大山にスノーボードに行くこともできます。本当に自然が豊かで贅沢な県であると感動しています。そして何よりも、魚介が新鮮で美味しいですね!今まで寿司や刺身はあまり好きではありませんでしたが、島根に来て大好きになりました。浜田で食べたあじやのどぐろは絶品です。

さて、研修医生活は早いもので8か月目に入りました。生活には少しずつ慣れてきましたが、仕事はまだまだ失敗ばかりで指導医の先生方や看護師のみなさんにいつも助けてもらっています。医療センターのスタッフの方々は、皆さん優しく、ときには厳しく指導してくださり、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素敵な職場に巡り合えたと思います。

現在私は、総合診療科で研修をさせて頂いています。総合診療科にはさまざまな領域の疾患で悩む患者さんがいらっしゃいます。患者さん一人ひとりと真剣に向き合い、一つずつ悩みを一緒に解決していく指導医の先生方の姿を見て、多くのことを学ばせて頂いています。総合診療科で研修をしていると、専門分野に限らず幅広い分野の知識が必要であることを痛感します。様々な領域の疾患を診療するに当たり、自分の勉強不足を痛感しますが、今ここで勉強できるのだとポジティブにとらえ、一生懸命くらいついていきたいと思っております。

私は来年度から島根大学医学部附属病院に戻り研修を行います。浜田での研修は残すところ4か月となってしまいました。少しずつ浜田の生活に慣れてきたのにこの地を離れるのはとてもさみしいですが、医療センターだからこそ学べることをたくさん吸収し、患者さんに寄り添うことのできるような医師になれるよう日々精進していきたいと思います。

最後になりましたが、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。さらに寒さが厳しくなりますが、お身体にはくれぐれもお気を付けください。