【2017年5月】初期研修医2年目
2017年5月24日掲載
安田慎一(H28年3月島根大学医学部卒)
さわやかな季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。このたび、研修医便りを担当させていただく
初期臨床研修医2年目の安田慎一と申します。よろしくお願いいたします。
私は出身が邑智郡川本町で高校は浜田高校に進学し、島根大学医学部を卒業しました。昨年から久しぶりにこ
の浜田という地で研修をさせていただいています。
私が高校生の時に浜田医療センターが現在の浅井町に新築移転し、建設中の姿を眺めていましたが、当時、ま
さかこの病院で働くとは考えてもいませんでした。
早いもので初期臨床研修も1年が過ぎ2年目が始まりました。現在、2年目の研修医5人に加え、今年度は新た
に6人の研修医が浜田医療センターで初期臨床研修を行うこととなりました。研修医の人数も増え、同期と支え
合いながらも後輩に指導をする機会もあり、また後輩からも学ぶことも多くあり、とても良い環境で研修ができていると感じています。
浜田医療センターでは、地域を担う中核病院として軽傷から重傷まで幅広い診療を行っています。特に私たち研修医は、各科の研修に加え救急外来を年間通じて初期対応をさせていただいています。そこでは学生時代のような病気のみの勉強ではなく、上級医の先生からの的確で丁寧なアドバイスがあり、患者さんやその家族の方々に向き合う姿勢、看護師さんなど病院スタッフの皆様との協力、また消防士の方々や地域の先生方、施設の方々
とのコミュニケーションなど様々なことを勉強しながら成長することができます。
まだまだ未熟であり、戸惑ったり悩むことも多いですが、責任感を持ち医療を行っていこうと身を引き締め直して日々精進していきたいと思っています。
今年度は、「田舎でも世界水準の医療を!」と言ってくださる研修医担当の土井先生の言葉のもと、今後、島根大学付属病院や東京医療センターでの外部研修で数ヶ月間の研修する機会をいただいています。短い研修期間ではありますが、浜田では少ない症例等、経験を積むことで、今後の浜田での医療に貢献ができるよう様々なことを吸収してきたいと思っています。
まだ専攻する専門科は決まってはいませんが、いずれは島根県西部地区医療のために役立てるような医師になるために精一杯努力して参りますのでどうかよろしくお願いいたします。
最後になりますが拙い文章におつきあい頂ありがとうございました。これから次第に暑い時期となりますが体調を崩さぬよう、みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。