【2017年11月】初期研修医1年目
2017年11月24日掲載
山口まどか(H29年3月島根大学医学部卒)
朝夕冷え込む季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回「研修医だより」を担当させていただきます、研修医1年目の山口まどかと申します。よろしくお願いいたします。
はじめに、私は兵庫県姫路市出身で高校卒業までは姫路市に住んでいました。その後島根大学に入学し大学生活6年間を出雲市で過ごしました。大学卒業後は縁あってこの浜田医療センターで勤務させていただいております。浜田市は大学生のときに何度か訪れたことがあります。当時から山あり海ありの自然に恵まれた美しい土地という印象でしたが、住んでみると気候もよく人々の温かさを感じられる土地で、ますます好きになりました。社会にでて初めて住んだ土地が浜田でよかったと感じております。
4月からの半年間を振り返ってみると、反省と喜びの連続でした。初めのころは戸惑いばかりで手も足もでない状態でした。今は少しずつ環境に慣れ、考えられるようになってきて、皆様の笑顔がみられた時にはやりがいと喜びを感じます。上級医はいつでも丁寧に指導してくださり、研修医が勉強する機会を与えてくださいます。また看護師や薬剤師をはじめとするスタッフの皆様も多方面で私たちを支えてくださいます。他職種と関わることで今の自分に足りていないこと、気づけなかったことに気付く機会となり、日々感謝しています。
働き始めて実感することは、医師という職業は、知識や技術はもちろんのこと責任感、判断力、思いやりの力が求められるということです。今はまだ研修医であり分からないことや知らないことばかりです。難しい場面では不安や焦りを感じることもありますが、少しでも皆様の笑顔がみられるように日々勉強していきたいと思っております。
現在、浜田医療センターは研修医が9人所属しており、日々研鑽を積んでいます。いつでも相談のってくださる研修医2年目の先輩方や、ライバルとして、また仲間として助け合える同期に恵まれ、充実した研修ができています。お互いが学んだことを共有し、全員でさらによい研修医になることを目指しています。研修中はすべての科を回れるわけではなく、一つの科で1~ 2か月しか研修できません。短期間ではありますが、各科で学ぶことのできる技術、知識を最大限に学んでいきたいと思います。また各科で出会った患者さんやご家族が少しでも笑顔になれるように努力していきます。地域の皆様、病院内スタッフの方々、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。寒くなってきました。くれぐれも体調を崩されませんよう、皆様のご健康を心からお祈り申しげます。