【2018年1月】初期研修医1年目このページを印刷する - 【2018年1月】初期研修医1年目

2018年1月31日掲載

御手洗裕紀(H29年3月島根大学医学部卒)

初期研修医1年目-御手洗裕紀

寒さの厳しい日々が続く中、あたらしい年を迎えました。年頭にあたり、皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。今月の研修医だよりは、1年目の御手洗裕紀が担当いたします。どうぞよろしくお願いします。

私は千葉県松戸市出身で、2017年3月に島根大学医学部を卒業し同年4月から浜田医療センターで勤務させていただいております。島根県での生活は大学入学から数えて7年目となりますが、今ではすっかり馴染んだものと自負しております。

自然に親しむのが好きで、学生時代は川や海で釣りに没頭する生活を送っていました。今ではゴルフを新たに趣味として始め、浜田の表情豊かで美しい四季折々の自然に魅了されながらプレイを楽しんでいます。

医師として働き始めてからは、まさに激動の日々でした。最初の1 ヶ月間は電子カルテの扱い方をはじめ業務に慣れず、要領の悪い自分が嫌になる時期もありました。そんな中でも指導医の先生方は根気強く親身に、そして時には厳しくご指導をくださり、医師としての基本を身につけていくことができました。

不慣れな対応だったはずであるにもかかわらず、患者さんから「先生ありがとうございました」と温かく声をかけてくださることもあり、恐縮するとともにさらなる研鑽に励もうと気合が入りました。

現在着任から9か月余りが経とうとしていますが、指導医の先生から「大分手際が良くなってきたね!」と言っていただけることもあり、少しはお役に立てることも増えてきたのではないかと我ながら感じております。今後も謙虚に、かつ大いに張り切って貪欲に知識と技能の習得に努めて参る所存です。

私は学生時代から呼吸器・臨床腫瘍学に関心を持っており、現在に至るまで常に自身の学問上の支柱であり続けてきました。今後は呼吸器内科を専門にした上で、肺がんを中心としたがん薬物療法の専門医を目指したいと思っております。

4月からは島根大学病院での勤務となりますが、ここ浜田医療センターで得たかけがえのない経験を必ずや活かし、そして将来は島根県西部の呼吸器・腫瘍内科診療に少しでも貢献が出来ればと考えています。

長くなりましたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。今後とも研修医一同、地域の皆様方のために微力を尽くして参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。