【2018年3月】初期研修医1年目
2018年3月28日掲載
渡部聖人(H29年3月島根大学医学部卒)
日増しに寒さが和らぎ、ようやく春めいてきました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。3月の研修医だよりを担当させていただきます研修医1年目の渡部聖人と申します、よろしくお願いします。
はじめに、私は島根県松江市に生まれ高校卒業まで松江市で育ち、島根大学医学部へ入学しました。
大学6年間を出雲で過ごし、縁あって2017年の4月からここ浜田医療センターで臨床研修医として勤めさせていただいております。高校生までは浜田市へは部活動の大会などで訪れるのみでしたが、大学入学後からは病院実習や観光などで訪れる機会が増え、豊かな自然とその自然を生かした数々の絶品料理が印象的でした。
山陰ではかなり穏やかな気候であり、優しい人柄に触れながらこの1年間を過ごしてきました。
医師となりもうすぐ1年が経とうとしておりますが、これまでの研修を振り返ってみますと実に学びの多い1年でありました。
指導医の先生方にはご多忙の中、電子カルテの使い方から患者さん各々に応じたテーラーメイド医療の細部までご教授いただき、質問のたびに丁寧で熱心なご指導をいただきました。
また、研修医2年目の先生方には疾患のことだけでなく、病院におけるルールや社会人としての心構えなど多くのことを教わり、研修医として貪欲に学ぶ姿勢を背中を見て感じました。
研修医1年目の同期たちとは日進月歩で変化していく最新の医療について情報を共有したり、エコーを当てあうなどして互いに高め合える存在として日々研鑽を積んでおります。
現在では昨年からの成長を感じつつも、まだまだ医師として未熟な部分があることを痛感しております。
日々ご指導いただいている指導医の先生方や様々な病院スタッフの方々、我々の研修に快くご協力いただいている患者様に感謝し、少しでも皆様のお役に立てるよう日々精進していきたいと考えております。
浜田医療センターでの研修も折り返しとなり、来年度からはまた多くの後輩研修医たちと一緒に働くことになりますので、先輩たちに負けないよう教育にも取り組み、微力ながら浜田の医療を少しでもより良いものにできるよう尽力いたす所存です。
最後になりますが、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。天候の変わりやすい花時の季節でございますので体調を崩されませんよう、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。