【2018年5月】初期研修医2年目
2018年7月3日掲載
山本和博(H年3月島根大学医学部卒)
向暑のみぎりでございますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。今月の「研修医だより」を担当させていただきます。浜田医療センター研修医2年目の山本和博と申します。
宜しくお願い申し上げます。
私は島根県松江市で生まれ、高校卒業まで松江市で育ち島根大学医学部に入学しました。
大学での6年間を含めて生まれてからほとんど島根県東部から出ることなく過ごしてきましたが、現在県内でも有数の勢いがある浜田医療センターで自身の力を高めたいと考え、ここでの研修を希望しました。
同じ県内ではありながらこれまで浜田を訪れる機会に恵まれませんでしたが、研修医としていざ浜田で生活してみると、室谷の棚田や夕日パークから眺めるマリン大橋など心惹かれる景色が多く、1年間では味わいつくせない魅力が沢山あると感じています。
新人としての1年間は振り返るとあっという間だったという感想が的確ですが、同時に学びの多い1年間でした。
指導医の先生方にはご多忙にも関わらず基礎的な知識から丁寧にご指導をいただき、研修医の先輩方からは研修医としてどう力を高めていくか、またまだ経験の浅い自分達がどのようにすれば戦力の一員として僅かでも貢献できるかを、時にご自身の失敗談を交えながら非常に分かりやすくご教示していただきました。
同期とも良き同僚・良きライバルとして互いに切磋琢磨しています。総じて周りに恵まれた研修医1年目でした。
現在は昨年からの成長を感じつつも、まだまだ未熟だな、と反省することを繰り返し少しずつ勉強させていただいています。
また今年からは研修医として初めての後輩が7人もおり、何とか先輩方から教えていただいたことを伝えたいと苦心しながら、むしろ後輩から刺激や知識をもらうことも多く、教育者としても力をつけていく必要があることを痛感する日々を過ごしております。
浜田医療センターでの研修も残り1年を切り、これまで以上の勢いで実力をあげていかねばと改めて奮起しています。
特に今年は研修医2年目となり、浜田以外での研修をさせていただく機会も多いので、外で得た知識や技術を持ち帰って同期や後輩に伝えていき、より一層医療センター研修医の質を高めていくことを目標に力を尽くすつもりです。
最後になりましたが拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。梅雨入りも間近で、体調を崩しやすい季節になるかと存じます。何卒ご自愛専一にてお願い申し上げます。