【2018年9月】初期研修医1年目
2018年9月16日掲載
山本なつみ(H30年3月島根大学医学部卒)
爽やかな秋風が吹く季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今月の研修医だよりの担当をさせていただく、初期研修医1年目の山本なつみと申します。よろしくお願いいたします。
はじめに自己紹介を申し上げます。私は島根県雲南市出身で、今年の3月に島根大学を卒業し、4月から浜田医療センターで初期研修医として勤務させていただいております。島根大学医学部付属病院のたすきがけプログラムで、1年目が浜田医療センター、2年目が島根大学で研修をすることになっております。
私は生まれも育ちも島根ですが、これまで島根県西部を訪れたことは数えるほどでしかありませんでした。
浜田市は少し車を走らせると日本海に面した美しい光景が広がり、休日のドライブは私の楽しみのひとつでもあります。
また市内のみならず、温泉が多数あり、日々時間を見つけては温泉巡りをしております。
それだけでなく、春には三隅町のつつじ祭り、梅雨は波佐地区のホタル、夏は浜っ子夏祭りと四季折々の楽しみもあります。
浜田市に移り住み、早速浜田を満喫しているところです。
研修が始まって早いもので6ヶ月が経過しました。4月当初は右も左も分からず、指導医の先生の後ろに付いていくばかりでした。
日々新しいことに出会い、時には己の無力さに打ちのめされることもありましたが、指導医の先生方、スタッフの方々のあたたかいご指導のもと研修を続けることができております。
私に何ができるのだろうかと自問自答する毎日ですが、患者さんの笑顔や感謝のお言葉を頂けると、やりがいと喜びを感じるとともに身の引き締まる思いとなります。
はじめは患者さんの操る方言に戸惑いを隠せませんでしたが、今では私も多少なりとも方言を使うことができるようになり、少しずつ成長を感じております。
現在、浜田医療センターには研修医1年目7名、2年目5名が所属しています。励まし合い、刺激し合う同期、いつでも気軽に相談できる先輩の存在は非常に心強く感じております。
日々の診療の中で分からないことは教え合い、新しい知識を情報共有し合うことで、充実した研修を送ることができております。
浜田医療センターでの研修も折り返し地点となりました。地域の方々を信頼し、信頼されるような医師になれるよう日々精進していきたいと思っております。
今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。