日毎に秋が深まり、朝晩は涼しくなってまいりましたが浜田市の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
研修医だよりを担当させていただきます初期研修医2年目の波多野由依と申します。早速ですが、軽く自己紹介をさせていただきます。
私は島根県出身で、小学校から高校までとさらに大学も島根大学へ入学したため生まれてからずっとこの島根県で暮らしてまいりました。そして昨年の4月から浜田医療センターで初期研修医として研修をさせていただいております。24年間島根から出たことはなかったのですが、浜田市には住んだことがなく、昨年の3月は社会に出る不安と新生活に不安を覚えながら引っ越し作業をしたのを覚えています。学生時代に浜田医療センターに実習で来させていただいた際に医療センターの指導医の先生方は指導熱心で、当時の研修医の先生方が楽しそうに研修していたのもあり、浜田医療センターで研修させていただくことに決めました。
私の代の同期は男子5人女子1人でしたので女子1人であることに不安を覚えながらの研修スタートとなりましたが、同期はみんな気さくで互いに切磋琢磨しながら一緒に研修生活を過ごしていくうちに日々の研修の小さな悩みや出来事など色々話ができるようになっていきました。
早いもので研修も1年半が過ぎようとしており、初期研修医として浜田医療センターで過ごすのもあと半年となりました。学生時代に感じた医療センターの魅力は実際に研修医になっても魅力的なままで、指導医の先生方は熱心に指導してくださり、自分がやりたいと思うことは全力でサポートしてくださる方たちばかりで日々やりがいを感じながら研修生活を過ごしています。
また、いろいろな患者様に関わらせていただくことができ、その度に自分の未熟さ・無力さなどを感じながらも今目の前で苦しんでおられる患者様に何が必要なのか、どんな声かけが必要なのかなど自分なりに考えながら行動してきた日々は私の今後の医師としての基盤となっていくと思っております。
浜田医療センターで医師としてのスタートを切り、すばらしい指導医の先生やコメディカルの方、病院スタッフの方、そして浜田市の皆様に支えられながら研修できたことを心より幸運に思っております。
来年度からは大学の循環器内科で働くことになると思いますが、もし医療センターに戻って来ることがあれば、その時は全力で皆様のために努力していく所存ですのでその時はまたよろしくお願い申し上げます。ここまで拙い文章におつきあいいただき誠にありがとうございました。
最後になりますが、コロナ禍で先の見えない状況下での生活が1日も早く収束へ向かいますことと、皆様のご健康をお祈り申し上げます。